私たちも数年前、肺高血圧症という病で愛犬を亡くしました。「なぜもっと早く病気に気付いてやれなかったのか」悔しくて、ただただ涙があふれました。
私自身ご家族様と同じ、辛く寂しいお気持ちは今でもまだ消えてはおりません。ご家族様のお気持ちに少しでも近づけるよう、この想いを持ち続け最期のお見送りのお手伝いをさせていただきます。
私たちペットセレモニーお星さまは、大切に大切に愛情を注ぎ、我が子のように、そしてパートナーのように、いつも一緒に人生を共に過ごしてきた子達をご家族様に代わり、空からいつも見守ってくれている『お星さま』に生まれ変わるお手伝いをさせて頂いております。
私がこのお手伝いを志した理由は、15歳でお星さまになったヨークシャーテリアがいてくれたからです。わたしが結婚した当時、妻には長年連れ添った老犬ヨークシャーテリアが一緒でした。
新しい家族との時間はとても心地よく、犬が居る生活はなんと楽しいものかと知りました。
私が掛けるメガネが大好きで朝起きると大事そうに抱えて眠っていたり、妻が帰宅すると大喜びで妻の靴下をねだり、外出先でカバンを開けば、なぜか犬用おもちゃが入っているなど。これらは、愛犬から私たちへの愛情のプレゼントだったのだと思います。
旅行は、愛犬も一緒に居られるように車に布団を敷いて車中泊が常でした。近所へのサイクリングも前かごに乗り、さも自分が漕いでるかのような表情でご満悦でした。
ある時うちの子が咳をするようになり風邪かなと、いつも行く動物病院で診察を受けにいきました。先生からの答えは「肺高血圧症です。余命は数ヶ月かと思います…。」
突然の余命宣告にうろたえ、私も妻も家路までの記憶がありませんでした。今まで考えたこともなかった事。この小さな幸せがずっと続くと思っていたのに。もうすぐ終わってしまうこの幸せを考えただけで怖くなり、どう自分を納得させればいいんだろう。
今までどんなことをしてあげられたかな。これから先は、どんなことをしてあげられるだろう。
一緒に居ることしか出来ず、できる限りの時間を共にしました。もしも最期を迎えるとき、私と妻のところに来て幸せだったと思ってもらえるだろうか。
「今まで本当にありがとう。たくさんの楽しい思い出がいっぱい。いつもメガネを持っていってごめんなさい。だってこのメガネがあると安心するんだ。あなたの一部だから。
靴下をねだるのはね、あなたのにおいがするから落ち着くの。かばんに入れたおもちゃはいつもわたしを思い出してほしいから。旅行にはいつも連れてってくれたよね。車の中は狭いのに布団を敷いてくれてギュウギュウで寝た車中泊旅行。風が気持ちよかったサイクリング。
全部がわたしの宝物の思い出。ふたりの傍に居られてとっても楽しかった。あなたの心が私を見ていてくれたことがいちばんの幸せ。これからは私がお星さまになって空からふたりを見守ります。」
私たち夫婦の勝手な思いですが、うちの子に言ってほしい言葉たちです。いつかは来る、避けては通れない最期の時、たくさんの思い出たちを綺麗なまま、私たち自身の手で見送ってあげたい。この想いがペットセレモニーお星さまを始めたきっかけになります。
私たちは、ご家族さまに代わり、大切な我が子がお星さまへ生まれ変わるお手伝いをさせて頂きます。